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和食 創楽屋@スリペタリン(閉店)

 以前、貸切の宴会に参加した時に「この料理人さんの料理をきちんと食べてみたい」と思っていたが、不慣れなエリアでもありなかなか行けないでいた。
そこにようやく行ってみた。




最初に参加した宴会では無理な価格設定がされていたためか見るべきものが少なく、参加した人たちの間でも評判は芳しくなかった。冷えて固くなった唐揚げとか、やや干乾び始めている海苔巻きとか。
しかし、その寂しい品揃えの中にも魚の質や新鮮さとか出汁の仕上がりに、料理人さんの腕はこんなレベルじゃない感が漂っていた。
聞くと日本では大阪の北新地で料理人をやっておられたとのことで、そんな料理人さんを飲み放題食べ放題テキな宴会から判断しては申し訳ない。

そこで予算は気にしないで良いものを少量お任せで出してくださいとお願いしたら、期待通りに素晴らしかった。

お通しの四点盛の、蛸の桜煮やタイノコ(実際には鯛の魚卵ではなくても関西ではこう呼ぶ、小料理屋の定番!)の出汁の含み具合も頃合いだし、氷頭の酢の物に載ったイクラの醤油漬けも適度な出汁の味わい。

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新地のこじんまりした小料理屋でいただくのと、器以外はほぼ同じ。←さすがにマレーシアでは、こじゃれた和食器なんて手に入らないから気にしないようにしてw

ちょうど3/3、雛祭りの日だったので出していただいた蛤の見事なこと。
蛤そのものも新鮮で、肉厚の素晴らしい食べ応えなのに加えて旨みを引き出す塩の加減と適度なレア感がちょうどいい。

和食 創楽屋@スリペタリン(閉店)_f0189987_10193627.jpg


更にメバルの煮つけも腕のいい小料理屋感満載なのだが、テーブルに運んでくださった料理人の小川さんに「とても美味しいです!」なんて喋り過ぎている間に、親切な思う壺ダンナに身の解体をされてしまって写真を撮り損なった!(笑)

渋滞の多い行きにくいエリアだけど、しばらく通ってもっともっと色んな味を試してみたい。
良い料理人さんって、KLでもコツコツ探せばいらっしゃるものですねー!




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by omoutsubo-bar | 2018-03-04 09:59 | KLレストラン 郊外 | Trackback | Comments(0)


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