先日パブリカにビールを買いに行ったら、見慣れたロゴの店を見かけた。
パブリカのG3階D3ブロックにある「酉玉」。
牛角のすぐ近く。
新規開店らしくお花がたくさん飾ってある店のロゴは、白金の「酉玉」と全く同じ。
10年前、白金台に住んでいた頃にはプラチナ通りを下って行ってよく通った。
その後、白金高輪に引っ越すと少し遠くなったのと、目黒の「鳥しき」があまりに素晴らしすぎて他の焼き鳥屋には通えなくなってしまい足が遠のいたけど、十分美味しい焼き鳥屋だった。
でチェックしてみたら、ここ。
ほぼ同時に知り合いが行ってみたとFBにポストしたので尋ねてみるとやっぱり東京の白金に本店のある焼き鳥屋と聞いたとのこと。
速攻で行ってみたー。
オープンと同時に入ったら、先客のピンク色のシャツを着た一人客がいて、「早っ!」とか思いつつカウンターに座って「こちら、白金の酉玉さんなんですよね?」と確認したら、そのピンクシャツの男性がご主人とのことでわざわざ反対側のカウンターからご挨拶に来てくださった。
いただいた名刺を見たら、わーあの酉玉。
東京は恵比寿、神楽坂。
海外は香港、シンガポール、バンコクに続きKLが4店舗目。
知らないうちに多店舗展開の国際企業になっていたー(笑)
さて、生ビールはプレミアモルツの小グラスしかないが、日本酒などのお酒が充実している。
店内は当然禁煙。
スタッフは日本人の方が多いし、焼きも当然、白金からおいでになったという日本人の職人さん。
白金で食べていたのと変わりなく、突き出しは大根おろしにうずら卵。
様々な部位の焼き鳥。
親子丼は、ミディアムの火加減で半とろ。ややつゆだく。
野菜はささがき牛蒡と、飾りの三つ葉。
これこそ理想の親子丼。
KLに来た当初、有名な日本料理店で親子丼を頼んだ思う壺ダンナが、ウェルダンで卵も鶏もボソボソ、玉ねぎたっぷりで甘すぎる、あまりにザンネンな食べ物の前でションボリしてた。
あれ以来、避けてきた親子丼との再会。
おー、ゲンキにしとったかーって、親戚のおっさんのキブンだったわー(笑)
ようやくKLで見つけた本物の焼き鳥屋。わざわざスバンジャヤの「炭家」まで足を延ばさなくて良くなった。
断然これからも通いますよーと誓った、大満足の★3.5。
…なんで、絶対リピートありなのに★4.0じゃないかと言うと…。
値段が高め。
と言うか、1串6リンギ以上する焼き鳥の第一印象は
「ちいさっ!」
日本の焼き鳥屋さんの1串ってこんなに小さかったっけ?
私たちも既にマレーシアの水準に慣れてしまったのかもしれないが、あまりに小ぶりな肉片にちょっと驚いた。
小食の我々には、この方がたくさんの種類をオーダーできて結果オーライなのだが、若い男性には多分20本食べても足りないくらいの量。
空腹を満たすまで食べていたら、お勘定のときにビックリすることになるかも。
第一印象としてすこぶるよろしくないよね、思ってたより小さいって。
今はまだ、関係者の知り合いのチャイニーズご家族で満席。
通りすがりに覗いて行く日本人には満席だと頭を下げていたが、どれだけリピーターが付いてくれるか心配。
1か月後に私たち以外に誰もいないカウンター…とならないことを心から祈りたい。
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後日談。余計なお世話の心配は杞憂と化し、大満足の★4.0。
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