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思う壺Bar withフェレットinクアラルンプール

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クアラルンプール/フェレットとの生活・闘病/ペットロス

デキルStan

  当初は、ただの気のいいおじちゃん社長に見えたMr.Stanの話。

元々は、行きつけの鮨屋の内装を手がけた日本人内装業者さんに依頼していたリノベーションだったが、先方のマンパワー上の都合でキャンセルされた。

そこで、その会社を退職した方に紹介してもらったのがStan。

現地のDefect checkに同行していただき初めて会ったときには、まだ普通の現場のおっちゃんに見えたし、薦めてくれる照明器具のセンスが昭和っぽかったり、防犯のために玄関に大きな鉄柵をつけてはどうかなんて、これまた前世紀のマレーシアっぽかったりして、「大丈夫か、おじちゃん?」オーラを発揮してくれていた。

ところが実際に仕事を始めると、凄い!
当然ながら時間に正確。
渋滞などで遅れる場合は必ず約束時間前に連絡をくれる。

仕事が慎重で正確。
彼の口からは、「OKらー」と言う、マレーシア人気質を端的に表す「何一つ分かってないけど、とりあえず安請け合いする」相槌を一度も聞いたことがない。

先に書いたTM移設の件然り。

最初に「この人、ちゃんとしてる!」と思ったのは、打ち合わせのとき。
インテリアのデザインは全部私が自分で決めて、自分で日本から輸入するものもあるため、素材の提供は彼の仕入れではなく、私が提供するものも多い。
そんな中で、「カスタマー側でサプライヤーに確認すべきこと」などを打ち合わせしていて、ふと私が他に気をとられてメモの手を休めたら、
Write down, write down!
とメモ書きすることを指示された。
その上、夜に送ってくれたメールには私のTo Do Listが列挙されていた(笑)

話の進め方が常に論理的。
工事の際にマネジメントオフィスに預けるデポジットの件で、マネージャーと彼との間にやや行き違いがあって議論しているのを横で聞いていると(マネージャーの英語は少し訛りが強いので半分聞き取れなかったものの)彼のネゴの仕方は、
相手の話をまず受け入れ、
その上で、論点を一つ目、二つ目と列挙して、持論を展開していく
と言う基本に忠実なもの。

しかも自分の本業に関わらないところで、不当な利益を上げようとしない。
彼が呼んでくれた網戸業者さんからの見積もりは直接私のところに送られてきて、彼はタッチしない。もちろん金額も妥当。

物干し竿をつけたいと言いながら、いいものがみつからないでいるとどこかの電気屋から最新のドライヤーシステムのパンフレットをもらってきてくれた。
で、これを買ったら設置してくれるか聞いたら、設置代まで込みの値段だから、どこか一番安いところで買って、設置してもらえと言う。

私が、マレーシアでリノベーションをするにあたって、自分ではできないから日本の業者さんを雇おうとしていた一番大きな障壁、TV、オーディオと言った電気配線の絡むアイテムを、オーディオ壁を設置した上にインストールするという、専門知識と調整力の必要なテーマは、結局全てStanが走り回って調整してくれている。

唯一、彼に足りないのはハイエンド感のあるインテリアセンスだけ。
作り付けるカーペンターワークについて、最初は木目の印刷をしたシートのサンプルを持って来たので瞬殺で却下。
結局、無垢材ではなく合板だが0.6mm程度の本物の木を使った、日本では厚突と呼ばれる高級感のある突板を用意してくれる事になった。

しかし、センスの問題についても、打ち合わせの早い段階で「キミは、全部自分で探してくるんだろうから、気に入ったものをみつけて、後はサプライヤーを紹介してくれればいい」と、私に任せてくれるようになって、機能についてのアドバイスだけしてくれる。

いたって合理的で効率がいい。
こうやって様々な問題を解決してくれるStan様に、私たちは絶大な信頼を置いて、今や誰かがよく分からないことを聞いてきたら全て、「Stanの指示に従って」と答えさせてもらえる状態に。

まあ、まだまだ想定外の事件は起こるだろうが、根本的なところで安心していられるのは彼のおかげです。

ありがとうStan。
by omoutsubo-bar | 2015-10-10 08:31 | KLで不動産購入 | Trackback | Comments(2)
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Commented by pagi at 2015-10-12 12:00 x
わあ!いい人に出会えましたね!そうそう、結局は優秀なローカルに出会えれば、そこいら辺の日本人よりよっぽど仕事は進むんですよね、やはり蛇の道は蛇(違うか!:笑)。
Commented by omoutsubo-bar at 2015-10-12 20:08
蛇じゃねーし。ウワバミだけどw