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私は千葉法務大臣を支持します

  死刑廃止論者である千葉法務大臣が死刑執行命令書に署名し、かつその執行に立ち会ったことについて、私は尊敬をもって支持する。

 死刑は廃止すべきかどうか議論はまだまだあるが、少なくとも法務大臣になるということは死刑執行を命令する義務があるのだから、法務大臣を引き受けた以上は命令書に署名しなければいけないと思う。
 
 職務を曲げてまで死刑廃止の持論に拘泥するなら、その人は法務大臣になるべきではない。

 千葉法務大臣は、ご自分の職務と信念と、さまざまなことを深く深くお考えになった末、命令書に署名し、その十字架として執行を見届けられたのだと思う。

 また、今回の署名によって、法相が死刑廃止の持論をお捨てになったとは思わない。

 以前、NHKのドキュメンタリーで死刑を求刑した元検事が、その受刑者が死刑になった後も長く苦悩し、後日、別の死刑囚の刑の執行に立ち会うという番組を見た。
 人が殺される現場に立ち会うなんて、誰もが避けたい事をその元検事は自分の十字架として行ったと思うが、千葉法相の場合は更にキツイ。
 自分が命令した、まさにその執行に立ち会うわけだから。

 今までに法務大臣が死刑執行に立ち会ったことはないと言うのは非常に理解できるので、それを実行された千葉法相の覚悟がひしひしと伝わってくる。

 それに較べて「ベルトコンベア式に死刑を」と発言した経歴のある鳩山邦夫元法相の
「あれ以来、不動明王を拝んでいる」?
とかって、なんと軽い言葉か…。
 較べちゃ悪いか。
by omoutsubo-bar | 2010-07-28 18:24 | 時事 | Trackback | Comments(0)


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